あなたの体質をチエックしてみよう
体質チエック表で算出された合計点数が高いほど、
その体質タイプの傾向が強く現れています。
複数のタイプを合わせもつこともあります。
自分の体質を知って、日ごろの体調管理に役立てましょう。
からだをつくる3つの要素「気」「血」「水」
「気・血・水」はからだを構成する物質だと中医学では考えます。
からだの中を気・血・水が過不足なく、そして滞りなく巡っていることで健康な状態が保たれます。
活動や運動を支えるエネルギー源で、体を動かしたり、温めたり、体の抵抗力に関係しています。
○元気不足タイプ(気虚)の養生
気を必要以上に消耗しないように、過労や夜更かしを避けましょう。
また食事の面では胃腸が弱い傾向にあるので、野菜はスープなど火の通った状態で食べましょう。
○気の滞りタイプ(気滞)の養生
リラックスして過ごす時間をつくりましょう。精神的な緊張は、気の巡りを悪化させてしまいます。
食事の面では香りの良いお茶(ジャスミン茶、緑茶、ハーブティなど)や食材(セロリ、春菊、柑橘系のくだもの)を積極的にとりましょう。
全身を巡り、臓器や組織に栄養と潤いを与えます。また精神の安定させる働きもあります。
○血液不足(血虚)の養生
頭を使う作業は「血」を消耗するので、長時間の作業の際は適度に休憩を。
食事を疎かにしてはいけません。血は食事から補われています。
ほうれん草、レバー、レーズン、黒ゴマ、豚肉などを積極にとるようにしましょう。
○血の滞りタイプ(お血)の養生
煙草を吸う方は禁煙を。また日頃からストレッチなど体を動かすことを心掛けて。
食事の面では血の巡りをよくしてくれる辛味野菜や香辛料、青魚がおすすめ。過食は避けましょう。
血液以外の水分、汗、涙、リンパ液などの体液のことで、水分代謝に関りがあります。
○水分不足タイプ(陰虚)の養生
過労や夜型の生活を見直しましょう。夜11時までには寝るように心がけましょう。
食事の面では梨、スイカ、ライチ、トマト、レモンなどがおすすめ。
トウガラシなどの刺激物や香辛料は控えめに。
○ため込みタイプ(痰湿)の養生
シャワーではなくお風呂に入ることや、運動して汗をかき、たまった余分な水分や老廃物を積極的に排出することを心掛けましょう。
食事面では甘いもの、脂っこいもの、アルコール、清涼飲料水は胃腸に負担をかけるので控えて。
症持つ繊維に富んだ、雑穀類、海藻類、根菜類、こんにゃくなどがおすすめです。
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