今年もどうぞよろしくお願いします。
本日は個人的に興味のあるテーマについて想いを綴りたいと思います
私は5歳頃、「何故、人は意識しなくても呼吸が止まらないのか?」不思議で仕方がありませんでした。
寝ている間も呼吸や心臓は止まらない、生きること、死ぬこととは何だろうか?と。
考え出すと、怖すぎて夜が怖くなりました。
今思えば、スピリチュアルに目覚めるような気付きだったのかもしれません。
昭和時代では、超常現象、UFO,おばけの類の情報を雑誌から仕入れる程度で、今ほどスピリチュアルに開かれた時代ではありませんでした。
私の認識も「宇宙」は単なる夜空の星の世界だ、程度。
「魂」「宇宙」という言葉の意味も、今とは違ったように思います。
子供の頃、天文学者や考古学者になりたいと思ったり、生まれ変わったら宇宙を航海する宇宙船に乗る仕事がしたいと思っていた、中2病のような思春期時代を過ごしていました。
ですが、現実的に職業選択の時期がきた時には、小学生時代まで割と体が弱く、始終寝込んでいるような子供でしたので、「体のことを知らないとこの先、生きていけないかもしれない」という強い動機で看護職を選択しました。
看護師から保健師になり、薬剤師の夫のもとに嫁ぎ、漢方に出会い、現在は国際中医専門員として漢方を仕事にしています。
身体の症状と現実の問題は関連しあっている
「からだ占い」をご存知ですか?単なる占いではありません、身体や心を学ぶ立派な学問です。
薬剤師で「からだ占い」を主宰する滝村桂子先生との出会いが、身体や宇宙、魂への認識を大きく変えるきっかけになりました。
身体や心に起きている、さまざまな病気や症状の悩み、苦しみと、現実世界におこっている問題は関連し合っている!のです。
その事実に気が付いたときは衝撃でした。
良くある例では、「頭が痛い人」は「頭が痛い現実の問題を抱えていることが多い」というようなことです。
普段、漢方相談を受ける際には、その視点を持ってお話を伺いますが、本当に当てはまる人が多く、伝えると相談者様も驚かれるんですね。
何故??を追及することは「真理」を追究することなんだと思います。
興味を持って知りたいを追求していくと、星読み、月占い、宿曜、量子力学など、ありとあらゆる、様々なツールに共通する「宇宙」に繋がる道を歩むことになるようです。
私もまだまだわからないことだらけです。
話が少しそれましたが・・
「病気」をするという事には、必ず意味があるということです。
タッキー先生は病気や症状は「体からのサイン」だと言っています。
あたま、め、みみ、はな、しんぞう、じんぞう、かんぞう、みぎあし、ひだりあし・・・
体のパーツひとつひとつを擬人化して役割を想像してみてください。しんぞうはどんな役割?かんぞうは?あしは?
日々、文句ひとつ言わず仕事を全うする「からだちゃん」が悲鳴を嗅げているんだとしたら・・・
声を聞いてあげたいですね。
いたわってあげたいですね。
病気と向き合うことは「自分と向き合うこと」です。
はじめは、日々、自分の日常を見直すことから始まるでしょう。
仕事は?私生活は?食事や運動は?人間関係は?
次第に自分の内側へと視点が向かうでしょう。
私はどうして、○○ということにだけは腹が立つんだろう?
何故、あの人には言い返すことが出来ないんだろう?
どうしてやりたくないと思いながらもやめられないんだろう?
何故私は眠れないんだろう?
何故私は○○・・・・・
「私は何のために生まれてきたのだろう?」「私のこの世での枠割はなんだろうか?」
こんな疑問がわいてくるかもしれません。
どうでしょうか?
人生の大きな「気づき」を得るために病気をするのだと、私は思っています。
深い悩みを持つ方、病気をする方は、幸せなのかもしれません。
自分を知るツールはたくさんある
私が行う漢方相談は中医学をベースにした「自分の五臓六腑の働き、体質など」を知るツールです。
自分の身体の弱点を知る上では、とても良いツールです。
西洋医学的には健康診断で血液検査や尿検査、レントゲン、なども自分の身体を知るツールですね。
自分を深く知るためにはカウンセリングも効果的です。私は10年以上、自分を知るためにカウンセリングを体験しています。
また、自分の本質を知るカギは「生年月日」や「出生時間」のようですね。
星占い、月占い、宿曜、数秘・・・・ありとあらゆるツールには「生年月日」や「名前」がヒントになっています。
どうやら私たちは、自分の使命を生まれる前に決めており、出生後、思い出すためのカギとして、名前や生まれる日時や、場所まで決めてくるそうですよ。
なかなかロマンがありませんか?
古事記を学んで
とあるご縁から、古事記を学ぶ機会を得ました。
非常に、ひじょ~に深くて、最初はピンときませんでしたが、日を追うごとに染み入る気がしています。
紆余曲折、長い道のりを経てようやくたどり着いた心境です。
古事記を教えてくださっている先生曰く、古事記の原文を音読することでパワーをいただけるそうです。
言霊というのでしょうかね。
自分自身の魂の成長のためにも、古事記は有効だということで、先生の言葉を信じて学び続けてみようと思っています。
まだ自分の言葉でうまく説明できませんが、何かが変わっていく自分に気が付けるように感じています。
一緒に学べる人が現れたら嬉しいな、と思っています。
漢方は人と自然をつなぐ
人も自然界の一部です。
古の日本人は、自然の中に神様を見出し、自然の一部として生きていました。
漢方は、中国からから入ってきた伝統医療ですが、動物の骨や貝殻、植物の活用は全世界で、医療や呪術、まじない、祭りなどに利用されてきました。
全世界の共通認識として、自然界のものには人を癒す力だあると思ってよいのです。
森林浴をすると心や体がスッキリするのを経験したことがありますよね。非化学的かもしれませんが、体験は真実ですよね。
古事記的に考えると、植物には神様、命が宿っているので人を治す力があると、私は考えています。
お米一粒に八百万の神様がいると、昔、祖母に習いましたが、漢方も同じく、神様が宿っているのかもしれません。
話は少し変わりますが、ある番組で「犬や猫、馬などの動物」は「人と自然界を結ぶ役割」がある。という言葉を耳にして、「漢方もそうだ」と強く思いました。
漢方を扱うことは「命を扱うこと」「生き方」である。
古事記の先生に言われた言葉を、今、私は一生懸命、咀嚼しているところです。
30年以上医療職として、多くの病の人々と向き合いながら、自分に向き合ってきましたが、「魂、心、身体を癒すためには、自分自身と向き合うこと」で得られるんだろう、と、今の私の答えです。
治すのも、治さないのも自分が決めていることです。