レバコールは更年期に良いのか?
レバコールは病前、病後の方、授乳中の方、栄養不足の方や、貧血の方,胃腸の弱い方などに特に飲んでいただきたい保健薬です。
レバコールの原材料は魚の「カツオのレバー」です。
つまりたんぱく質
たんぱく質を細かく分解すると「アミノ酸」になりますが、レバコールは「アミノ酸」飲料です。
来店するお客様には、
「飲む点滴」みたいなものですよ~!とお伝えしています。
点滴は、食べ物のように、咀嚼して、小腸の壁から吸収できるサイズまで分解しなくても、水分や栄養素がスーッと吸収できますね。
レバコールも同様で、
小腸からすぐに吸収できるサイズまで分解されたアミノ酸だから、胃腸に負担がなく吸収できるのです。
すぐに、栄養素として細胞に届くということですね。
「更年期には効果があるだろうか?」
結論から言うと、あります。
ただし、更年期のタイプに合わせて、レバコールの種類を選ぶことが大切です。
レバコール
<効能・効果>
◯滋養強壮◯虚弱体質◯肉体疲労・病中病後・胃腸障害・栄養障害
発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給。
更年期とは?
更年期症状は実に多彩です。
また発症する年齢もさまざまで、最近では30代でも更年期症状が始まる方もいらっしゃいます。
そうかと思うと、70代でも「最近、寝汗がひどくて更年期なんだよね~」とおっしゃるお客さんもいて・・
それは違うでしょ!と、心の中で突っ込みを入れています(笑)
つまり更年期は、期間を言っているだけです。
症状ではないんですね。
ではどの時期を更年期か、といいますと、
西洋医学では、更年期とは「45歳から55歳のおよそ10年間の期間」を言っています。
症状ではなくて、期間です。
約10年、更年期といわれる期間に様々な症状が現れます。
理由は「女性ホルモン」の急速な減少が原因なのです。
45歳あたりから、卵巣機能が低下し女性ホルモンの分泌が急激に減少します。
その結果、体内のホルモンバランスが乱れて自律神経の調節がうまくできなくなり、のぼせ、冷え、肩こり、精神不安、不眠、動悸といった様々な症状がおこります。
30代前半でも、女性ホルモンが乱れると更年期と同じ症状が現れわれます。
中医学(漢方)で更年期はこう考える。
中医学(漢方)では、女性が生まれてから亡くなるまでの成長過程を7の倍数で変化すると考えます。
7歳 成長期
14歳 初潮を迎える
21歳 成熟期
28歳 体や性の機能のピーク~腎が充実し身体や生殖器機能はピークに
35歳 気・血の衰えが始まる~腎が衰え始め外見にも陰りが現れる
42歳 体力が衰えしわや白髪が気になり始める~女性ホルモンの分泌が激減し閉経を迎える
49歳 閉経が訪れる 閉経以降 ゆるやかな老化
症状が出始めてから慌てるのは少し遅い!!
本当の更年期に入る前から、体を整えておいたほうが楽に過ごせます!!
ではいつからスタートすると良いの?といいますと上の表を参考に考え、
35歳くらいから意識し始めると良いかもしれません。
更年期に突入する前に何をすると良い?
まずは自分の身体の弱点を改善していきましょう!
更年期症状は自分の弱いところに症状が出る傾向がありますよ!
更年期と呼ばれる45歳~55歳くらいになると、様々な症状に悩まされる方が多いです。
もともと胃腸が弱い方は、食事の量が減ったり、食べると胃が痛くなったり、
頭痛、肩こりがある方は、頭痛、肩こりがひどくなったり、
暑がりの方は、より体が熱くなったり、逆にひどく冷えたり、
眠りが浅い方は、眠れなくなったり、
皮膚の弱い方は、皮膚炎症状が悪化したり、
神経が細やかなタイプは、より気になることが多くなったり・・
基本的な体質の弱さがベースとなり、症状がひどくなっている方が多いです。
まずはご自分の体質を知って、弱い部分を立て直していくことが必要です。
そして必ず合わせて行いたいのは「腎」のケアです。
「腎」のケアこそが、老化スピードを遅らせるカギになります。
中医学でいうと「腎」とは?その働きは?
中医学で考える更年期の症状は、五臓の「腎」の衰えによっておこると考えます。
詳しい話はまた別な機会にしますが、ざっくりイメージしてみてください!
「腎」は生命エネルギーの源「精」を蓄え、生殖や成長、発育と深くかかわる臓器と考えます。
そのため、腎の働きが弱くなると、ホルモンの失調を起こしやすくなります。
「腎」の働きである、体を潤す働きと、体を温める働きが弱ることで、体内の陰陽バランスが崩れ、これが、のぼせや冷えの原因と考えます。
また血の巡りが悪くなる「お血」という状態や、ストレスによる「気」のめぐりが停滞して、更年期の不調をさらに悪化させる要因になると言われています。
40~50代 加齢とともに弱くなる「腎」の養生を積極的に行うことが更年期の不調の予防、緩和につながります。
ちなみに「腎」の老化を進めるのは、リアルな年齢の積み重ねだけではなく、
☆加齢
☆ストレス
☆寝不足
☆不摂生な性生活なども。
性別、年齢を問わず、多くの現代人に当てはまるかもしれません。
簡単にできる「腎」のケアとは?食事は?
兎にも角にも「早く寝る」
これが一番です。
出来れば22時ですが、少なくともその日のうちに寝ることです。
そして、特に女性は「冷やさない」こと
「腎」は冷えが大敵です。
食べ物は「黒いもの」と「ネバネバするもの」です。
黒豆、黒ゴマ、納豆や山芋、オクラなどは積極的に食べたい食材ですよ!
肉や魚などのたんぱく質も積極的に取ってくださいね。
レバコールは肝血を補います。
レバコールの色は「黒」です。
どうやらレバコールは、中医学の五行からみても、腎を元気にする色であり、食材のようですね。
またレバコールの主原料が「カツオのレバー」ですから、たんぱく質(分解されてアミノ酸の形になっています)ですので、腎をケアする食材といえますね。
そして重要なポイントは、
レバコールは「肝臓」つまり「肝」を補います。
肝臓は西洋医学でも、中医学でも「血液」を保管する臓器と考えますが、「血液」を増やすことが女性が元気に老後を迎えるためには絶対に必要です!!
女性には「月経」があるので、圧倒的に血液が不足しがち。
血液の消費は月経だけではなく「目」からの消耗も非常に大きいと、中医学では考えます。
何故なら中国哲学の五行では、「肝臓」と「目」は経絡でつながっていると考えるためです。
スマホやPC,TVなどの影響を受け、性別に関係なく万人が「血液不足」に陥っている可能性があります!
男女ともに、思い当たる方はレバコールを飲んでください!
更年期症状でレバコールを使い分ける
レバコールには種類があります。
味や成分濃度の違い、有効成分の違い、カフェインの有無などによって「レバコール」「レバコールS」「レバコール・ロイヤル」「レバコール・ロイヤルS」があります。
ホットフラッシュがひどいタイプ⇒レバコールS
胃腸が弱い、胃が痛いタイプ⇒レバコールS
動悸、貧血、息切れタイプ⇒レバコール・ロイヤルS
不眠、不安があり心が不安定なタイプ⇒レバコール・ロイヤルS
疲れやすい、疲れが抜けないタイプ⇒レバコール
更年期の予防、健康増進⇒レバコール
店頭で相談を受けましたら、私はこのように使い分けてお勧めしています。
それぞれの違いは商品ページをご参照ください。
プレ更年期から、はやめに予防を
更年期はすべての人に訪れますが、症状の重さ、軽さは人によって違います。
また、早い方では30代後半から前半で、熱くもないのに汗がでたり、イライラしたり、めまいや、熱くなったり、寒くなったりするなどの更年期と同じ症状が現れる方も。
症状が出てからでは改善に時間がかかりますので、プレ更年期世代である30代後半~40代前半、中医学では35歳ころから「腎」のケアを勧めます。
私の母は、ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ・発汗を言います)が大変そうでしたし、いつもイライラしていました。
著者である私は更年期世代ですが、さほど更年期らしい症状を体験していません。
私があまり重症な更年期症状に悩まずに済んでいるのは、子供のころから体が弱かったため、体の不調に敏感であり、早めに対処できているからだと思っています。
「我慢をしない」
「無理をしない」
これが出来ると楽ですよ!
更年期世代の女性は、子育て、家事、仕事、そして親の介護などが加わるなど、人生の中でもかなりオーバーワークな時期でもあり、無理をしている方も多いのではないでしょうか?
ほんの1年前にできていたことも、今年はつらいと感じる、なんて言葉も良く聞きます。
現実世界は変わらなくても、体は1年で大きく変化していますので、同じことができなくても当たり前なのです。
出来ないことを「あきらめる」こと
「あきらめる」とは「明らめる」とも言い、出来ること出来ないことを、明らかにすること、と言われています。
自分の体調不良をきっかけに、家族での分担を話し合い、お互いを理解し合うきっかけとすることもできます。
変わっていくことを受け入れるために、足を止めることも必要です。
つらい気持ちを誰かに話をするだけでも、楽になるものです。
どうぞ、漢方相談もご利用くださいね!