青汁・大麦若葉

大麦若葉の青汁は便秘に効果があり!便秘薬が離せない、ストレスの便秘でお悩みの方へ

 

便秘や下痢など便通異常は、私たちが最も身近に経験する体調不良です。

ことに便秘で悩まされている方はたいへん多いのではないでしょうか?

お客様がご自分で購入する薬の種類は、案外、便秘薬が多いです。

あなたもこんなお悩みをお持ちですか?

こんなご質問もありました。

30代女性
仕事のストレスが多くて便秘がちです。

食事も不規則で、せめて青汁を飲みたいのですが、

青汁は便秘にも良いのですよね?

 

*毎日便秘薬を飲んで体は大丈夫?

*便秘薬を飲まずに快便でありたいと願う反面、便秘薬をやめることへの不安。

*便秘薬の量が増え、いつも飲んでいる薬の効果が薄くなった。

*病院の薬では効かない。

*便に形があると便秘していると思う、下痢の状態でないと不安。

 

 

便秘にはさまざまな原因がありますが、特に大きいのは生活習慣の影響です。

便秘に限ったことではありませんが、腸はほかの臓器に比べて生活習慣の影響が不調として現れやすい臓器といえるでしょう。

食生活、ストレス、疲労、老化などの影響が腸の調子に反映されます。

 

毎日忙しさに追われて、便秘の問題だけではなく体調もすぐれない、食生活もままならない、そんな方には、

青汁は、手軽にできる健康方法として、超おすすめです。

 

大麦若葉の青汁が便秘に良い理由とは?

生の大麦若葉に含まれる機能性成分は、50種類以上。

体内のすべての活動を支配する酵素は、わかっているだけでも20種類以上含まれています。

ビタミン、ミネラル、フラボノイド、クロロフィル、たんぱく質など、体の機能向上に役立つ有効成分が豊富です。

便秘に何故良いかというと、大麦若葉に含まれるミネラル「カリウム」の働きが、腸管運動を活発にし、排便を促します。

カリウムは通常、生野菜やくだものに多く含まれますが、化学肥料などを使用することで土壌環境に変化が生じ、以前より野菜からのビタミン、ミネラルが取りづらくなっていると、近年では耳にすることもあるでしょう。

ここで、注意したいのが「大麦若葉の青汁」であれば、どんなメーカーの製品でも良いわけではありません。

大麦若葉に含まれる機能性成分はすべて「熱」に弱いのです。

「生」でなければいけません。

さらに、大麦若葉の栄養素を体が吸収できなければ、意味がありません。

植物の栄養素は、固い防壁のような食物繊維に守られています。

大麦若葉の栄養素を吸収したければ、食物繊維は邪魔になります。

食物繊維の入った青汁では意味がない、と知ってください。

そんな「生」で「食物繊維」が取り除かれた、吸収の良い大麦若葉の青汁があるのか??と思いましたか?

大変申し訳ありません、メーカーの強いこだわりで、限られた薬局の店頭販売のみの商品になっています。

お近くの薬局で、もし出会った方はとてもラッキーだと思います。

北海道室蘭市では、「ツケダ薬局」「クスリのツケダイオン室蘭店」での取り扱いがありますので、お問合せください!

 

ちなみに・・乾燥大麦若葉の青汁でも便秘は解消できるか?

乾燥大麦若葉の粉末は消化、吸収されず腸管に届きます。

もしかして、粉砕された食物繊維は、腸管を刺激しているかもしれませんね。

適度な刺激となり排泄が促されているのでしたら、それは良いかもしれません。

ですが、腸管への過度な刺激になり、傷になっていなければよいのですが・・

内視鏡で見たことはありませんので、あくまでも想像です。

 

 

大麦若葉の青汁はストレスにも効果を発揮!

繰り返しますが、生の大麦若葉には機能性成分が豊富です。

大麦若葉の青汁は、心と体をストレスから守ります。

「心」に効く~高ストレス成分:ベンゾピン様物質

「興奮、緊張した神経を鎮静化する働きがあります。

「身体」に効く~SOD 抗酸化酵素「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」

過剰に発生した活性酸素を分解、無毒化します。

ストレスが何故便秘を引き起こすのか?

ストレスは自律神経のバランスを乱します。

自律神経には興奮に働く「交感神経」とリラックスに働く「副交感神経」があります。

腸管は副交感神経が優位に働くことにより、蠕動運動が起こります。

ストレスにより「交感神経」の緊張が続くと、相反する働きである「副交感神経」の働きが低下し、腸管の動きが悪くなり便秘がおきます。

大麦若葉の成分が、腸管を活発にしつつ、大元のストレスを解消する、ダブル効果!です。

 

 

ところであなたの便秘のタイプは?

つけだ
便秘の悩みは本当に深刻ですね。

便秘の解消方法は色々ありますが、タイプによってやり方が違いますよ。

まずは自分の便秘のタイプを知ることが大切!

西洋医学、中医学(漢方)のタイプ分けもご紹介しますね

 

西洋医学の便秘タイプ分け

けいれん性便秘 腸の不規則な運動が強すぎて腸の内容物をスムーズに送れず起きる便秘。

ストレスなどで大腸がけいれんし、大腸がくびれて狭くなるためにおこる。便秘と下痢を繰り返す。

直腸性便秘 肛門近くの直腸に問題があるタイプや、直腸まで便がきても便意を感じない、肛門が開かないうちに便がたまるタイプ。強い残便感がある。
弛緩性便秘 大腸や周辺の筋力低下、便を送り出す蠕動運動が弱いタイプ。高齢者に多い。
薬物性便秘 薬の副作用で起きる便秘。抗コリン作用薬、カルシウム拮抗薬、ベンゾジアゼピン系薬剤、利尿剤、頻尿の薬など
器質性便秘 腫瘍やポリープ、外からの圧力、何かしらの病気が原因で起きる便秘。

【参考:便秘を治す腸活テクニック】

 

中医学(漢方)の便秘タイプ分け

熱秘

【中薬(漢方)】

麻子仁丸など

陽盛の体質の人が、酒や辛いもの、肉類脂っこいものを過食することで、胃腸に熱がこもる、また風邪など高熱後などにより、腸の潤いが不足したタイプ
気秘

【中薬(漢方)】*日本は未発売

代用として開気丸(製造販売元イスクラ)

など

過度の憂愁思慮のため気持ちが不安定、座りっぱなしなど動かないことで、気のめぐりが悪いタイプ

便意があるが排便できない

虚秘

 

【中薬(漢方)】*日本は未発売

気虚タイプ~代用として補中益気湯など

血虚タイプ~潤腸湯など

疲労や食べすぎで脾胃を痛めているタイプ、病後、産後、老人などで虚弱体質なタイプは、気や血が不足することで便秘がおきる。

〇気虚タイプ

〇血虚タイプ

 

冷秘

【中薬(漢方)】*日本は未発売

代用として真武湯など

 

強い冷え症や虚弱な人、老人や体力の衰えているタイプ。冷えが胃腸に留まり便の伝送が困難となる。

【参考:中医内科学】

つけだ
漢方薬を一部ご紹介しましたが、タイプが複合している場合もありますので、ぜひ専門家にご相談くださいね!

 

 

まとめ~大麦若葉の青汁は便秘体質の改善に!

便秘の悩みは多岐にわたり、個別性が非常に高いです。

何故なら、便秘に至る生活習慣などの原因が多岐にわたる点と、本人の体質が関係するからです。

今回は大麦若葉を活用して便秘が解消できるのか?という視点からまとめました。

本物の大麦若葉の青汁を扱う当店の願いは、

「便秘薬の代わりに青汁」

ではなく、

「便秘体質を改善する」

目的で、毎日の生活に青汁健康法を取り入れて、ワンランク上の健康を手に入れて欲しいと思います。

 

 

  • この記事を書いた人

AYA TSUKEDA

室蘭市在住 所有資格は国際中医専門員、漢方スタイリスト、保健師、看護師、登録販売者 趣味はピアノ、旅行、読書 クスリのツケダイオン室蘭店で不妊、アトピー、皮膚病などの漢方相談を担当しています。

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