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結婚した娘への手紙~漢方母さんが伝える想い、はじめてママになる方に読んで欲しい

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結婚した娘への手紙~漢方母さんが伝える想い、はじめてママになる方に読んで欲しい

ノンフィクションストーリー「結婚おめでとう!幸せにね」

漢方母さんが娘に想いを綴った手紙です。

どうか幸せな家族を築けますように。

バラの写真

 

 

 

 

 

 

いつまでも子供だと思っていたあなたが独り立ちしたかと思ったら、いつの間にか素敵な男性に出会い結婚。
子供の成長のはやさに驚きます・・本当はまだ実感がないんだけれどね。

素敵な彼に出会えて本当によかったね。生まれた国も育った環境も、言葉すら違うあなた方が出会うなんて人生って本当に面白い。
不思議と似ているあなたたち。二人が出会うのは必然だったのかもしれないね。

あなたが社会人になり、人間関係に苦しみ、毎日泣いて帰宅するあなたを温かく力強く支えてくれた彼に、お母さんは心から感謝しています。これから始まる長い人生、色々な苦労があるかもしれない、でも二人で力を合わせて助け合い乗り越えて欲しい。
たくさん話し合って分かり合える努力を続けて欲しい。

もうすぐ旅立つあなた。笑って送り出すことが精一杯かもしれないから。

だから、お母さんは手紙を書くことにしました。

漢方母さんが学び、お客さんにも伝えている「心と体を守る方法」「はじめてママになるために」必要なお話です。いつか参考になると嬉しいです。

ストレスは大敵!呼吸方法を意識して

ストレスは一番の大敵、でもなくならない、いつもあるものなんです。

生きているだけでストレス。ストレスと聞くと悪いものを想像しがちだけど、人の成長には必要な場合も多い。「暑すぎる」「寒すぎる」「環境汚染」という身の回りの環境や、「化学薬品」「食品添加物」など、知らず知らずに摂っているものが、体の健康に直接害を与えている場合もある。ストレスは自分が感じる精神的なものばかりではありません。

冷凍食品やお菓子、菓子パンや薬などは、自分の意志で避けられるものだよ。

長引くストレスは、体が硬くなり呼吸が浅くなる。体のエネルギーである「気」の巡りが悪くなるから、血流も悪くなって肩こり、頭痛、さらに女性ホルモンが乱れ、肌荒れや、便秘、胃腸の不調、睡眠が浅くなり、体が疲れやすくなるかもしれない。

どんなことにも果敢に挑戦するあなたが好きですが、上手に付き合っていってほしい。ストレスと上手に付き合う方法をはやくみつけてね

そうそう。考え方でストレスを生み出していることもある。「思いぐせ」があるでしょう?

「何でも完璧にできないとダメな自分」

あなたは「誰よりも優れていなくてはならない」と自分を鼓舞しがちだけれど・・本当にあなたはダメな女性かな。

ダメだ、ダメだと責めているのは、実は自分だけ。一番の敵は「自分」だよ。

自分が自分で一番、責めているかもしれない!

「本当にあなたはダメなの?」「できない人なの?」「本当?」自分に聞いてみてね。

貴女の中の自分はちゃんと知っているから。

自分の一番の友達は「自分」なんだよ。

気が付くとため息ばっかり・・そんな時は、「気」の巡りが悪くなっているサイン

呼吸を意識してごらん。

呼吸は唯一、自分でコントロールできるものだから、呼吸が大切だよ

あなたはよく散歩をしているよね、とっても良い方法だよね。植物の多い空気の綺麗なところでは無意識に深呼吸するよね。

自然の空気が体のエネルギーである「気」をつくるから、身体がどんどん強くなっていくよ。

アロマも良いよ。ため息が多くなったり、イライラしたら、柑橘系のアロマが気を巡らせてくれるのでおススメだよ。

柑橘系アロマイメージ

 

 

 

 

 

忘れないで。

貴女は本当に毎日頑張っている。思い出してね、あなたは十分やってきた。これからも乗り越えられない壁はないから。
自分をたくさんほめてあげてね。

お母さんは想っている、いつも応援しているよ。

焦らず、ゆっくりと、呼吸のリズムを思い出しながら暮らしてみてね。

胃腸の弱いあなたへ~カラダを守る方法

食べるものはとっても大切。食べ物が体をつくるのよ。今食べたものは3か月後の自分の身体をつくっているのよ。

はやく「土地ものに慣れなきゃ」という思いもあると思うけれど、そうじゃないと思います。
だって日本人という体質は、そんなに急には変わらないはず。

面倒かもしれないけれど、「お米」と「味噌」を手に入れて、できるだけ和食にしてね。

ごはんがしっかりしていると、心も安定するよ!

夜は無理に食べなくても良いけれど、朝は味噌汁とお米を食べると良いと思うよ。

胃腸の調子が悪いときは、無理に食べずに1食抜いてみてね。魅力的な甘いお菓子がたくさんあると思うけれど、ご飯の代わりにお菓子を食べるのはダメだよ。
おかずだけを食べてご飯を抜くのは逆だよ、ご飯が優先だよ。
食欲がないときはお粥にしてね。

貴女が将来、可愛い赤ちゃんを望むなら、まずは自分の身体の内側を「野菜」で綺麗にしてあげると良いよ!

一応覚えておくと便利だから教えるね。漢方の食事の基本だよ。

☆ご飯5割 「気」はコメから作られるんだよ!ごはんは大切なんだ
☆野菜3~4割 やっぱり野菜だよ
☆肉、魚、卵などは1~2割

でも月経が終わった後は、「血液」をかなり失っているから、「血」をつくるものは食べたほうが良いよ。

血を作る食べモノってこんなものだから工夫してみてね

豚肉、レバー、ほうれん草、人参、卵、黒きくらげ、ひじき、プルーン、干しブドウ、黒豆、ナツメ、クコの実、黒ゴマ、黒砂糖、ピーナッツ、松の実、牛乳、はちみつなど

 

女性のカラダ~健康状態のバロメーターは月経周期が参考になる

月経周期はチエックしておいてね。

月経周期の数え方は、月経がはじまった日から次の月経が来る前の日までを1周期と数えるんだよ。自分の身体の健康状態のバロメーターになるからね。

知ってるかな。女性の月経には「卵胞期」「排卵期」「黄体期」「月経期」の4つの周期にわかれているんだよ!
あなたの月経は何日間ごとに来るか知っているかな?ふつうは27日~35日くらいと言われているよ。

月経は4つの期間に分けて考える~「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」について

 

 

 

 

 

月経期(約3~7日間)

ご存知生理の時期だよ。生理の前半と後半では体調が少し違うでしょう?生理の時期の一番大切なのは、月経血をしっかり排泄されることなんだ。
そうはいっても自分ではわかりずらいかもしれないね。「血液」は冷えると固まる性質があるから、お腹は温めてあげると良いんだよ。
ストレスや疲れも良くないよ、血液を排泄するエネルギーが弱くなるからね。やっぱり無理はいけない時期なんだ。

卵胞期(約6日間)

月経後かから排卵までの時期で、赤ちゃんもとのになる「卵胞」という卵が育っていく時期だよ。
だからちゃんと「血」を補う、エネルギーである「気」を補う食べ物が大事だよ

排卵期(3~7日間)

数え方はね、生理が始まった初日から数えるんだよ。だいたい14日目くらいなるよ。
赤ちゃんの種は、は卵の殻のような透明な膜の中に入っているんだよ。排卵というのは、ブドウの実と種みたいに、外側の殻を破って卵子という赤ちゃんの種が飛び出るんだ。
面白いよね。殻を破って飛び出すためには「気」というエネルギーが必要だよ。「血液」の巡りも大事なんだ。この時期は軽く運動したりして、リラックスしてすごしてね。

黄体期(薬12日間)

排卵が終わった時期からだよ。種が飛び出した殻から黄体ホルモンという女性ホルモンの一つが分泌されるの。これはね、赤ちゃんを迎えるために体温を上げるなど、
準備するためのものなんだ。

月経は約28日ごとにやってくるので4つの期間にに分けて考えるんだ。月経周期を知って何になる?っていうとね。

細かく体調管理ができるよ。

月経が終わって排卵までの期間は一番体調が良い時期だから、活発に過ごすことができる。逆に排卵が終わって月経日が近づくと、少し体調も悪く気分もすぐれない、大きな決断は避けたほうが良い、とかね。

なんとなく、経験があるでしょう?

プラス、余力があったら「婦人体温計」体温を測って測定してみるとよいよ。グラフをつけてみると、もっと色々な体調変化がわかるから面白いかもよ。

もしあなたもお母さんになりたいと考える時期がきた時に思い出してね。

余計なお世話かもしれないけれど、知識として覚えておい欲しいの。誰も教えてくれないことだから。

女性は月経があれば何歳になっても赤ちゃんが産めるというのは間違いなんだ。
女性は7の倍数で生殖機能が成熟していくから35歳になると、赤ちゃんを産むタイムリミットが近づいていると思ってね。
もちろん個人差はあるから40歳でも赤ちゃんを産める女性はいるけれど、あなたがそうとは限らない。

夫婦になったあなた達の人生設計は二人で早めに考えてね。

お母さんは「孫の顔が見たい」なんて古いことは言わないから。プレッシャーに感じないで。
あなたがどんな選択をして生きていたとしても、幸せならそれで安心です。

赤ちゃんは夫婦の問題だけれど、体作りは「自分でできる」ことだから、自分の責任で守ってあげてね。

いつもここにいるからね。

当たり前だけれども、漢方母さんはここで生きています。お母さんも自分の人生の課題をクリアしないといけないからね。

人は生まれながらに役割をもってこの世に生まれてくるそうですよ

漢方母さんの今世の役割は「人の世に生まれて、何かを学びたい赤ちゃん」が「生まれてくるため」に「ママになりたい人の身体づくり」のお手伝いをすることなんじゃないかな~って、思っているんだ。

貴女を産んだことも、お母さんの大切な役割の一つだったと感じています。だってお母さんは、なんだか大きな仕事の一つをやり遂げた気がしているから。

これからはあなた自身の力で自分の人生をしっかり生きて!

漢方母さんは「生まれてきたいと願う赤ちゃん」のために、お手伝いする仕事を頑張ります。

でもあなたのことをいつでも見守っているからね。いつでも連絡くださいね。

心配性で泣き虫なお母さんですが、笑顔であなたの出発を見送れるように頑張ります。

 

  • この記事を書いた人

AYA TSUKEDA

室蘭市在住 所有資格は国際中医専門員、漢方スタイリスト、保健師、看護師、登録販売者 趣味はピアノ、旅行、読書 クスリのツケダイオン室蘭店で不妊、アトピー、皮膚病などの漢方相談を担当しています。

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