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妊娠を考えたら基礎体温表をつけてみて!ポイントはこれ。

妊娠を考えたら基礎体温表をつけて

妊娠を考えましたら、ぜひ基礎体温表をつけてください。

基礎体温計は0.01の数字の表示ができる「婦人用基礎体温計」をご使用くださいね。

スマホアプリと連動するタイプの基礎体温計など、便利なものがありますので、上手に利用されると良いです。

 

基礎体温表って何?

基礎体温は起床時の安静にした状態で測る体温のことを言います。

体を動かす、飲酒する、寝不足、ストレスなどは基礎体温に影響を与えます。

できるだけ、夜12時前に布団に入り6時間以上の睡眠をとった状態で測定してください。

測定方法と時間は、目覚めたら、だいたい同じ時間に、横になった状態で測ってくださいね。

基礎体温を毎日図ると、基礎体温表曲線が描かれます。

排卵がある場合は、低温相と高温相の2相性になります。

 

基礎体温表からわかること

☆妊娠の早期診断

☆排卵の有無

☆排卵日の予測

☆黄体ホルモンの状態

☆不妊の原因の予測

☆妊娠力の推測

忘れたり、測れない日があっても大丈夫!!

3か月(3周期)くらいを目安につけていくと、おおよその様子がわかっていきます。

それでは基礎体温表の読み解き方について説明しますね。

①基本の基礎体温表

 

 

 

女性の月経は個人差がありますが、28日周期が一般的です。(27日~35日くらいまでは正常)

月経周期は、排卵を境に前半の「卵胞期」と後半の「黄体期」に分けられます。

「卵胞期」は主に卵胞ホルモン(エストロゲン)が支配し、後半は主に黄体ホルモン(プロゲステロン)が作用します。

黄体ホルモンは子宮内膜を柔らかくさせると同時に基礎体温をあげる働きがあるため、月経周期の後半は体温が上がります。

この働きがあるため、子宮内膜は受精卵(赤ちゃん)を迎えるために、温かい、フカフカなベッドのような状態になりますね。

 

②理想的な基礎体温表

 

 

正常な場合、基礎体温表は低温期と高温期に0.3~0.5℃の差がある「二相性」となります。

また、低温期から高温期へと3日以内にスムーズに移行し、高温期が12日以上続くことが理想的です。

まずは基本の3つのポイントをおさえて!

1)低温期と高温期の差は0.3℃以上ある二相性か?

2)低温期から高温期からの移行はスムーズか?

3)高温期が12~14日持続するか?

③妊娠の場合の基礎体温表

 

高温期が16日を超えた場合は、妊娠の可能性があります。

*ただし、不妊治療中の方で黄体ホルモン、hCGの投与を受けている場合はこの限りではありません。

④基礎体温表からの排卵の有無の確認は

 

 

基礎体温表からは排卵の有無及び排卵の時期がわかります。

タイミング療法の指標になりますね。

排卵前後3日間は受精の確立が最も高い時期と考えます。

3周期以上基礎体温をつけてみると、いつ排卵になるか、だいたいの推測ができます。

あわせて知ってほしいのが「おりもの」です。

排卵の前後に粘りの強い透明なおりものが増えることも特徴のひとつ。

無臭で、透明、1センチ位の糸をひくような状態のおりものが目安です。

 

⑤一相性(高温期なし)

 

低温期のみで、無月経の場合は排卵はしていない可能性があります。

一相性、低温期のみで月経がある場合もあります。

約3%程度は、排卵している可能性もありますが、月経があるから排卵している、という確実な指標にはなりません。

妊娠を望む場合は、はやめに専門医療機関を受診し、基本的な検査を受けることをお勧めします。

また妊娠を希望しない場合でも、3か月間、無月経の場合は医療機関を受診して、月経を起こす治療を行うことをお勧めします。

卵巣機能の働きを高め、2相性の月経周期をつくるために、漢方薬をあわせることも有効な手段です。

 

⑥高温期への移行時間が長すぎる基礎体温表

 

 

高温期への移行が段階的に上昇、高温期への移行に3日以上かかる場合、排卵障害の可能性があります。

また、質の良い卵子が育っていない可能性もあります。

不妊症の原因のひとつである、高プロラクチン血症や、黄体不全、多嚢胞性卵巣症候群、甲状腺機能低下症などの隠れている疾患の目安ともなります。

35歳を超えて妊娠を考えている方は、はやめに専門医療機関での相談も必要です。

漢方薬の服用も効果的です。

方法は「気の巡り」「血流の改善」という漢方薬を使って妊娠力を高める体質に整えていきます。

⑦高温期が短い基礎体温表

 

高温期と低温期の日数が12日未満、あるいは低温期と高温期の差が0.3℃未満の場合は、黄体機能不全によくみられます。

卵胞の質もあまり良くありません。

排卵せずに、白体化を起こす場合も考えられ、その場合は妊娠につながりません。

妊娠を早期に臨む場合、専門医療機関で詳しい検査をすることも必要ですが、「卵胞の質」の改善は漢方薬が得意です。

漢方では、妊娠力に必要な「腎」を補い、温める方法や、体のエネルギー源である「気」や「血」を補う方法で体質を整えます。

 

 ⑧高温期が低い基礎体温表

黄体期の体温が36.6度以下の基礎体温表を言います。

低温期と高温期にメリハリがあまりありません。

黄体不全、甲状腺機能低下、LUF(黄体化非破裂卵胞)などの原因が隠れている場合があります。

妊娠を早期に臨む場合、どのパターンも基礎疾患が隠れていないかのチエックは必要です。

漢方薬は妊娠力を高めるのに、とても有効です。

この場合は、妊娠に必要な「腎」を補う「腎」を温めるなどの漢方薬を使用します。

 

⑨高温期が高すぎる基礎体温表

  

 高温期だけが高い場合、高温期と低温期の差が0.5℃を超える場合をいいます。

また、低温期が36.5度以上を超える場合は、基礎体温表は全体的に高めと判断します。

不妊治療中で、ホルモン療法を行っている方や、甲状腺機能亢進症の方に見られます。

ホルモンのバランスが悪く、体温が高すぎて着床しにくくなります。

医療機関では、体温を下げる治療はありませんので、漢方薬が得意とする分野です。

漢方では身体を潤し、過剰な熱を取り除く方法で体質を整えます。

 

 

⑩基礎体温表がギザギザになる場合

 

 

変動が0.3度以上ある場合、上下幅の大きい基礎体温表と読み解きます。

ストレスが多いか、プロラクチンが高いことが考えられます。

漢方では、ストレスを解消し、気の巡りを良くする方法をとります。

 

参照:心と体にやさしい不妊治療など

 

赤ちゃんに出会えるまでにできること

基礎体温表から様々なことが読み取れることがお分かりになったでしょうか?

表示した基礎体温表は綺麗なグラフを描いていますが、人によっては何種類かのパターンが混ざっている場合も良くあります。

基礎体温表は絶対ではありませんが、指標としてお役立てください。

妊娠に向けて、様々な手段をとって欲しい。

35歳を超えて、半年間、自然に任せても赤ちゃんに恵まれない場合は、高度生殖医療を行っている専門の医療機関の受診も検討してください。

漢方相談もご利用ください。

一人で悩まず、人に会って得られる情報を、どうぞご活用くださいね。

 

 

 

 

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